個人事業主

【体験談】フリーターは奨学金返済ができない?返済猶予や減額返済も出来るので心配無用

フリーターで奨学金の返済に困っている方向け

「フリーターは給料が安定しないから奨学金の返済ができない?」
「奨学金を借りてる人は就職しないとダメ?」
「奨学金は大学卒業して直ぐに返済始まるの?」
「奨学金の返済方法はいくつかある?」

こんな疑問に答えていきます。

本記事の内容

●フリーターの奨学金返済はできない?

●奨学金の返済方法は1つだけじゃない

●奨学金の返済は10年間猶予してもらえる

●奨学金返済の流れ

●【補足】フリーターになる人・なった人がやること

●フリーターでも奨学金の返済はできる

この記事を読み終える頃には、奨学金の返済を気にせず自分のやりたいことに取り組むことができるようになり、奨学金の返済方法を知ることでブラックリストや取り立て等の恐怖を感じなくて済みます。

私は、596万円の奨学金を借りています。内訳はこんな感じです。

私の奨学金合計額

12万円×12ヶ月=144万円(1年間)

144万円×4年間=576万円(4年間)

+入学祝い金20万円

合計=596万円

 

約600万円の奨学金を借りて大学に4年間通っていました。さらに就職活動をせずに大学を卒業したので、奨学金の返済が出来るのか卒業前はとても不安ででした。

しかし、奨学金の返済猶予や減額返済制度をうまく活用して現在は、滞納することなくなんとか返済することが出来ています。笑

これから奨学金の返済が迫っている人の参考になれば嬉しいです。

フリーターの奨学金返済はできない?

フリーターでも奨学金の返済はできます。

正社員の場合には、毎月一定額が給料として入ってきます。

一方でフリーターの場合には、自分で働いた時間分の給料しか貰えません。

しかし、フリーターの場合に不安はありますが支出を計算して必要なお金がわかるので、働く時間を逆算することができます。

そのため、必要以上に不安を覚える必要はありません。

奨学金の返済方法は1つだけじゃない

減額返還制度とは・・・毎月の返還額を減額して返還することができます。

減額返還制度は、災害、傷病、その他経済的理由により奨学金の返還が困難な方の中で、当初約束した割賦金を減額すれば返還可能である方を対象としています。
一定期間、当初約束した返還月額を減額して、減額返還適用期間に応じた分の返還期間を延長します。毎月の返還額を減額するため、無理なく返還を続けることができます。
願い出るためには、提出いただく証明書が、一定の要件に合致しなければなりません。
1回の願出につき適用期間は12か月で最長15年(180か月)まで延長可能です。

引用元:日本学生支援機構_減額返還

奨学金の返済額が1/2にできる。

独立行政法人日本学生支援機構の奨学金の場合には、所得が少ない人や、病気けが所得が得られない人向けに毎月の返済額を減額することが可能です。

しかし、奨学金を借りる時や奨学金の返済を開始する前にこういった制度は教えてもらえません。自分で調べるか、先輩に教えてもらうしかありません。ぜひ活用してみてください。

奨学金の返済額が1/3にできる。

先ほど、日本学生支援機構の奨学金減額返済制度をご紹介しましたが、返済額(1/2)での返済が難しい場合には、1/3にすることも可能です。

この制度は、1年間有効で毎年申請する必要があります。そのため、手間は増えてしまいますが、その分減額での返済が認められます。

毎月2万4,000円の返済額がある場合に、毎月の返済額を8,000円にすることができます。

奨学金の返済は10年間猶予してもらえる

災害、傷病、経済困難、失業などの返還困難な事情が生じた場合は、返還期限の猶予を願い出ることができます。そのような状態になった場合は、延滞する前にすみやかに手続きをおこなってください。
申請にはマイナンバーおよび所定の書類の提出が必要です。審査により承認された期間については返還の必要がありません。適用期間後に返還が再開され、それに応じて返還終了年月も延期されます。 ただし承認されない場合は返還を継続する必要があります。

引用元:日本学生支援機構_返還期限猶予

上記で2つの減額返済制度をご紹介しましたが、フリーターの場合には、所得が安定しません。そのため、返済が難しい時もあると思います。

私の場合には、大学卒業後3年間は奨学金の猶予制度を活用していました。そのため、毎月の返済に追われることなく心の安定を保ちながら生活をすることができていました。

今、無理をして返済していくよりも、経済的に余裕が出るまでは猶予することをオススメします。

フリーターの奨学金返済の流れ

①収入が得られるまでは奨学金の返済を猶予

②収入が増えるまでは減額制度を活用して1/3返済1/2返済

③収入が増えてから満額返済

無理に返済せずに、収入がないときには返済を猶予してもらい収入が入ってきたら、減額して返済しながら収入が安定的に入るようになってから満額返済にしていけば良いと思います。

【補足】フリーターになる人・なった人がやること

クレジットカードを作る

私のように大学卒業後に、フリーターになることが決まっている人の場合には、大学在学時にクレジットカードを作成して置くことをオススメします。

現在は、フリーターでも作れるクレジットカードもありますが、所得が少ないフリーターは作るのが難しいので、大学在学時に作成しておけば安心です。

また最悪お金がなくて、なんとか1ヶ月乗り越えたいと思った場合にクレジットカードで生活できるので1枚は作成することをオススメします。

クレジットカードは、普段何にお金をつかうのかによっても作るべきカードが変わります。しかし、特にこだわりのない人は楽天カードを作ることをオススメします。

楽天カード

楽天市場楽天ペイ楽天モバイル、楽天でんき等様々なサイトでポイントが貯まります。また、ポイントカードとしてもポイントが貯まりますので、節約することができます。

奨学金の猶予制度

奨学金の猶予は先ほどもご紹介しましたが、フリーターで所得が安定しない場合には、積極的に猶予申請することをオススメします。

国民年金の免除

フリーターの場合には、固定費をどのくらい下げられるかが重要になります。そのため、国民年金は免除することをオススメします。

国民年金の場合には、免除するともらえる金額が少なくなってしまうのではないか。と心配する人も多いかと思いますが、免除してもそこまで金額の差がなくもらうことができます。

フリーターでも奨学金の返済はできる

就職活動をせずに、大学を卒業してしまっても奨学金の返済はできます。

収入に応じて減額返済(½・⅓)や返済猶予制度を活用することができますので直ぐに全額返済できなくても大丈夫です。

直ぐに返せないからといって、絶望せずにやりたいことをやっていきましょう。