こんにちは。
NPOの中間支援施設で
4年目の勤務を迎えた
谷田川(@yatagawa0422)です。
NPOの中間支援施設で働いて良かった5つのこと
①悩みごとが集まってくる
②NPOの情報が集まってくる
③講座の講師と長期的に関われる
④NPOの支援ツールが紹介される
⑤団体運営のリアルを知れる一般社団法人を運営しながら、やってると全てが自分ことになる#NPO中間支援
— やたがわ@本音で生きて建前を捨てる (@yatagawa0422) June 1, 2019
また一般社団法人も3年前に設立し、
現在は代表を務めています。
【一般社団法人を選択した理由】
①利益の分配をそもそも考えていなかった。
②会費、寄付金を非課税にするため。
③運営の自由が高い。
大きく3つのことから一般社団法人の非営利型を選択#法人選択
— やたがわ@本音で生きて建前を捨てる (@yatagawa0422) June 1, 2019
これまでNPOの設立・運営で
様々な相談を受けてきました。
・NPOとはなんですか?
・NPO法人を設立したい。
・NPO法人と一般社団法人はどっちがいいですか?
・NPOの会計はどうすればいいですか?
・NPOはどうやって資金調達すればいいですか?
NPO法も制定されて
20年が経ったことで、様々な情報が
ネットに出ています。
しかし、
株式会社に比べるとまだまだ少ないのが現状です。
そこで今回は、
NPOの中間支援施設職員として、
一般社団法人の代表として、
これまで読んだ本のなかで特に役に
立った5冊の本をご紹介します。
今回ご紹介する本を活用すれば、
NPO法人や一般社団法人の基礎、
書類の申請から法人の運営まで幅広く活用できます。
これからNPO法人や一般社団法人の
設立を考えている人や、
NPO法人について詳しく知りたい方は
是非読んでみてください!!
Contents
①NPO法人のつくり方がわかる本
NPOの法人のつくり方よく分かる本から学ぶ5つのこと
①NPO法人設立の流れ
②NPO法人のメリット、デメリット
③NPO法人設立の要件
④自分たちの法人について決める
⑤書類の作成頼まなくても自分でできる#NPO法人設立 pic.twitter.com/CYg2pYbtxE
— やたがわ@本音で生きて建前を捨てる (@yatagawa0422) June 1, 2019
こちらのNPO法人のつくり方がわる本では、
①〜⑤のテーマについて細かくか書かれています。
簡単に①〜⑤を取り上げてご紹介します。
①NPO法人設立の流れ
定款、設立趣意書の作成
認証、登記までの流れがフローで
書いてあります。
また、なぜ作成した方がいいのか。
なぜやった方がいいのか。といった目的も書かれています。
②NPO法人のメリット、デメリット
NPO法人にすることで、
社会的な信用がアップすること。
NPO法人にすることで、
事務作業が増えること。
メリットとデメリットについて、
書かれています。
(今は様々なテンプートや、
NPO向けのツールが出ているので、そんなに大変な事はないと思います。)
③NPO法人設立の要件
社員10人
理事3人
監事1人
などといった要件についても、
書かれています。
④自分たちの法人について決める
提出書類はテンプートが多く、
名称や目的などについては、
自分達で決めていきます。
⑤書類の作成
頼まなくても自分でできる
行政書士や司法書士に書類作成を
お願いしよう。みたいな記事もありますが、既に事業があって少しでも早く設立したい場合を除くと、自分達で作ることをおすすめします。
難しいことはほとんどありません。
②これだけは知りたい!一般社団・財団法人の設立について
【一般社団法人を設立するなら持っておきたい1冊】
・一般社団法人普通と非営利法人の違い
①分配をしない事を定款に明記
②財産が残った場合には、国や地方公共団体に定め
③上記に反したことがない
④理事の配偶者が占める割合が1/3以下
⑤理事会の設置
・定款のひな型 pic.twitter.com/eS1twzMEF9— やたがわ@本音で生きて建前を捨てる (@yatagawa0422) June 1, 2019
ルールや、定款、申請書類の書き方まで
細かく説明されています。
一般社団法人を設立する時に、
手元に置いて準備することをおすすめします。
①分配をしない事を定款に明記
一般社団法人は社員総会で決められることも多く、間接的に分配できてしまうので、改めて明記します。
②財産が残った場合には、国や地方公共団体に定め
非営利型の場合には、会費や寄付は
非課税のため、最終的に残ったお金は、公益団体に寄付することになります。
③上記に反したことがない
これまでに一般社団法人の非営利型で、①②のルールを破っていない。
④理事の配偶者が占める割合が1/3以下
特定の人の利益にならないために、
役員の家族割合を限定しています。
⑤理事会の設置
普通法人の場合には、
理事会の設置が義務でありません。
しかし、非営利型の場合には、
理事3人と監事1人の理事会設置が必要です。
③NPOの教科書
【NPO法人と株式会社の違い】
①利益を分配しない。
(寄付者など実際に働いていない人にお金を渡さない。)
②設立の費用がかからない。
(設立時直ぐに資金がかからない。)
③社員は従業員ではない。
(団体の構成員)
④収入源がたくさんある
(会費、寄付金、補助金等)#NPOの教科書 pic.twitter.com/tnCI7cWZGW— やたがわ@本音で生きて建前を捨てる (@yatagawa0422) June 1, 2019
こちらの本は、
タイトル通りNPOの教科書として使えます。
NPO法人の代表を務める佐藤大吾さんと、
「五体不満足」の本を執筆している乙武洋匡さんが
対話形式でNPOについて解説している本です。
実際の内容は以下のような内容となります。
①利益を分配しない。
寄付者、社員(構成員)などの実際に
働いていない人にお金を渡さない。ということ
②設立の費用がかからない。
NPO法人は株式会社と違い設立時に
費用はかかりません。
③社員は従業員ではない。
社員というと、株式会社の従業員を
思い浮かべる人も多いと思いますが、
NPO法人や一般社団法人の社員は、
構成員のことをさします。
④収入源がたくさんある
NPO法人や一般社団法人は、
会費や寄付金、助成金・補助金など
様々な種類の資金があります。
これらの基本的なことから、
なぜそうなっているのか?
ルールにどんな意味が込められているのか。
についても佐藤大吾さんがわかりやすく説明してくれています。
NPOを設立したい人だけでなく、
これからNPO法人に関わろうとしている人は
ぜひ読んでみてください。
④NPOの法律相談
『NPOの法律相談知っておきたい基礎知識60』を支倉氏が購入!もっと早く読むべきだった〜😂定款変更や総会決議の定足数を緩和できることを知らなかった😓NPOを安易に立ち上げる若者が最近多いけど。。。著作権法・出資法・民法、税制優遇の計算方法や源泉徴収について、よくわかってない人、多すぎる😓 pic.twitter.com/NkdOfloyBM
— 下里夢美:NPO法人アラジ🇸🇱シエラレオネで就労支援 (@shimosatoyumemi) December 6, 2018
こちらの本は、
NPO法人の設立や監事として、
関わってきた弁護士さんが、
よくあるQ&Aをまとめた一冊となっています。
こちらは、最初から最後まで
全部読むというよりは、
辞書的な扱いで、必要に応じて
調べることをお勧めします。
NPO法人のボランティア、契約など
リアルな悩みに対する答えが書いてありますので、
ぜひ購入して、手元に置いておきましょう。
⑤一般社団法人・一般財団法人の税務・会計Q&A~本当に知りたかったポイントがわかる 税理士からの相談事例100~
2019-02-06 一般社団法人・一般財団法人の税務・会計Q&A~本当に知りたかったポイントがわかる 税理士からの相談事例100~ https://t.co/MTIYnLjJTH pic.twitter.com/4kYJRXVluT
— 新刊書籍アンテナ (@shinkanshoseki) February 6, 2019
こちらの本も先ほど、
ご紹介したNPOの法律相談と同じように、
一般社団・財団法人を運営を設立する人や、
実際に運営している人が手元に置いておきたい本です。
一般社団法人の普通と非営利型の運営方法や、
非営利とは何か?といった一般的な質問から
税金について細かい質問が乗っています。
まとめ
自分で一般社団法人やNPO法人を設立する人にとっては、
こちらの5冊があれば充分です。
これから、読んでいく中で、
おすすめの本があった場合には、
追加でご紹介していきます。



