そこで、今回は一般社団法人を運営している人が
持っておくべき本をご紹介します。
・理事、監事の選出
・法務局への登記、印鑑登録
・国税、都税に書類提出
・社員総会の運営
・理事会の運営
・個人情報の取得、管理
・各種契約
・決算、税務申告
など、法人設立後に運営でやらなければいけないことが沢山あります。
①行政書士 ②税理士 ③弁護士
👆👆👆が書いている本なので、一般社団法人を運営している人は
手元に置いておくべき本です。
Contents
1.NPOの法律相談〜知っておきたい基礎知識60
【NPO法人と企業で違いはない】
人を雇った場合には、NPO法人に特別に適用される法律やルールがないことが書かれています。
労働基準法が適用されて労災保険、雇用保険などの手続きが必要になる。
※特別な措置があると思ってしまいがち。
※専門てきなものまでhttps://t.co/a6p7afaK6k pic.twitter.com/LwAwaiU3Za— やたがわ@本音で生きて建前を捨てる (@yatagawa0422) July 20, 2019
まず最初に紹介する本がこちらです。
この本は、実際にNPO法人の設立から関わっていた弁護士さんが中心になって書いて本です。
そのため、実用的で実際にNPO法人から寄せられた質問も多くありますので、NPO法人だけでなく一般社団法人を設立運営する人にもおすすめです。
また、何かわからないことやトラブルに遭ってしまったら、社会貢献活動をサポートするための弁護士さんが集まった任意団体 BLP-Networkに相談することも可能です。
(こちらの団体を知っていることで、心配することなく事業を展開することができます。)
実際に書かれているのは以下のような内容の一部です。
Q.03 一般社団法人・一般財団法人の設立にはどのような手続きが必要ですか。どのくらいの時間と費用がかかりますか?
Q.04 各法人の税務上の取り扱いの違いについて教えてください。
Q.11 理事・監事は具体的に何をするのでしょうか、またどのような方になっていただくのがよいでしょうか。
Q.22 NPO法人が利用できる資金調達にはどのようなものがありますか。
Q.34 法人の設立にあたって必要となる人事労務関連の手続きや書類としては、どのようなものがありますか。
2.一般社団法人・一般財団法人の税務・会計Q&A〜税理士からの相談事例100〜
【クラウドファンディングと収益事業について】
〈クラウドファンディングの種類〉
①寄附型
②販売型
③投資型
これらそれぞれに応じて課税が異なる。https://t.co/tmC0Zsb1FX pic.twitter.com/1LMUJ0jIIs— やたがわ@本音で生きて建前を捨てる (@yatagawa0422) July 20, 2019
こちらの本は、実際にNPO法人を運営しながらNPO向けにも税務相談や日々の経理作業、決算も行なっている方が書いた本です。
様々な場所でNPOの会計についての講座も行っています。そのためすごく実用的な本になっていますので、教科書的に置いておくことをおすすめします。
また、これから一般社団法人を設立する人にとっても参考になる本です。
実際に書かれているのは以下のような内容の一部をご紹介します。
Q.04 非営利性が徹底されている法人は、どういう点が徹底されていて、どういうことができないようになっているのですか。
Q.15 一人一般社団法人は、非営利型法人になることはできないと聞きましたが、どうしてですか。
Q.16 一般社団法人・一般財団法人の会計は何に基づいて行うのがよいでしょうか。
Q.25 収益事業課税を受ける非営利型法人が行う事業について、収益滋養の判定の仕方を教えてください。
Q.54 一般社団法人でクラウドファンディングによって資金を集めて、様々な事業を行おうと考えていますが、課税関係はどうなりますか。
3.一般社団法人・一般財団法人の設立・会計・税務ハンドブック
【一般社団法人非営利型】
①余剰金の分配を行わないことを定款に定める
②解散したときは国、地方公共団体に贈与する
③違反したことがなく特定の個人または団体に特別利益を与えない
④理事の親族等は1/3以下https://t.co/Vtx3x4xrBa pic.twitter.com/8UfyxDGGiF— やたがわ@本音で生きて建前を捨てる (@yatagawa0422) July 20, 2019
この本は、前の著者と同じように税理士でありながら、行政書士でもある方です。
そのため、運営上の課題はもちろん、設立段階からのQ&Aも多く書いてあります。
全部で300ページ以上にわたって書いてあります。
この本を手元に設立を検討した時から購入しておくことをおすすめします。
また他の2冊に比べても比較的新しく出版された本です。
Q.02 一般社団法人を設立するにあたり、考慮すべきことはどのようなことでしょうか?
Q.05 一般社団法人の設立の手続きはどのような流れになりますか?
Q.09 一般社団法人・一般財団法人は、法人税法上、2種類の課税形態があるということですが、どのようなことでしょうか?
Q.15 共益活動型法人の要件に「主たる事業として収益事業を行っていないこと」という要件がありますが、「主たる事業」とは、具体的にはどのように判定するのですか?
まとめ
今回おすすめした本は、最初から全部よむのではなく必要な時に必要な箇所を読む=辞書のような使い方をすればいいと思います。
これまで様々な本がありますが、一般社団法人の設立を検討している人と、運営している人は是非手元に持っておきましょう。
今回ご紹介した3冊は以下です。