大学2年生で「僕らの夏休みProject」に参加し大学卒業後も活動を
続けるために、就職活動をせずに、
一般社団法人を設立した
谷田川雅基(@11as093)です。
今は、NPO法人をサポートする
中間支援組織(設立や運営相談)で
働きながら活動を続けています。
今は、NPO法人とは何か?
法人を設立するならどれがいいか?
など多くの相談に乗っていますが、
大学を卒業したばかりのわたしは、
NPO法人や一般社団法人、
一般財団法人、株式会社など、
法人と呼ばれる組織が
どう違うのか
全然わかっていませんでした。
そこで今回は、NPO法人とは、
どんな組織なのか、
株式会社と比較しながら、
書いていきます。
ポイントとしては、
株式会社やNPO法人で、
同じような役職なのに、
違う名前で
表現されていることが多いことです。
そもそもNPO法人とはどんな法人なの?
「NPO」とは
「Non-ProfitOrganization」又は「Not-for-Profit Organization」の略称で、
様々な社会貢献活動を行い、団体の構成員に対し、
収益を分配することを目的としない団体の総称です。
したがって、収益を目的とする事業を行うこと自体は認められますが、
事業で得た収益は、様々な社会貢献活動に充てることになります。
このうち、特定非営利活動促進法に基づき法人格(注)を取得した法人を、
「特定非営利活動法人(NPO法人)」と言います。
→NPO法人とは、
団体の構成員(法人設立に賛同した人や所属している人)に対して、
事業を行なって利益(余ったお金)が
あっても、分け合ったりせずに、
また事業に使っていきます。
お金の分配が目的ではなく、
社会課題の解決が目的となります。
そもそも株式会社とはどんな法人なの?
株式会社(かぶしきがいしゃ)とは、細分化された社員権(株式)を有する株主から有限責任の下に資金を調達して株主から委任を受けた経営者が事業を行い、利益を株主に配当する、『法人格』を有する企業形態であり、営利を目的とする社団法人[1]である。(株式会社 – Wikipediaより引用)
→株式会社とは、営利を目的とした
社団法人(目的を共有した人の集まり)です。
株主が持っている会社の利益を
最大にするため、専門家である
経営者に事業を行なってもらい、
そこで生まれたお金が、株主に
還元されるという仕組みのことです。
違いは、利益を分配するかどうかの違いだけ。
NPO法人と株式会社について
そもそもどんな法人なのか、
引用を用いて説明してきましたが、
簡単に言うと、
株主や構成員に対して、
儲かったお金を還元するのか、しないのかの違いだけでしかない。
まとめ
NPO法人と株式会社は、
ほとんど同じです。
違うところは、
収入から支出(経費)を引いて、
残ったお金を株主に分配するか、
それとも、
事業に再度使うかの違いだけです。
(営利と非営利の違い)
それに付属して、
NPO法人は、収益事業(国税庁が出している項目)を行わなければ、会費や寄付金、助成金なども非課税です。
NPO法人も株式会社も
収益を上げるまでは全く一緒です。