法人運営/NPO

【NPO資金調達】 クラウドファンディングを使う5つのメリット・デメリット

こんにちは。

谷田川雅基(@yatagawa0422)です。

これまで一般社団法人ことばの活動で、5回のクラウドファンディングを行いました。

使ったのは、ReadyforCAMPFIREというクラウドファンディングサイトです。

挑戦してわかった5つのメリット・デメリットをご紹介します。

(あ。。。。もちろん5回ともしっかり達成しました。)

それでは、早速クラウドファンディングを使った5つのメリットからご紹介します。

クラウドファンディングのメリット

①想いの言語化

新しく始めた企画は、

始めた人と共感した人では、

想いの言語化に違いがあります。

始めた人は、自分の言想いを形にしているため、人に話すことに慣れています。

しかし、集まった人たちは同じ熱量でやることができません。

そのため、クラウドファンディングを通して、自分がどんな想いで参加するのか整理することができる。

②企画の依頼が入りしやすい

クラウドファンディングをしていることで、企画を説明する時に、

企画背景から、企画内容、資金用用途に至るまで、サイトに細かく説明を載せているので、企画の紹介がしやすい。

③明確な目標設定ができる

目標金額、残り期間といった数値が

常に見える状態になっています。

そのため、常に目標達成に向けた逆算ができます。

何か企画したら、当たり前かもしれませんが、非営利組織の活動において、

数値目標は少ないので、クラウドファンディングで嫌でも載っている状態はとてもいいと思います。

④達成した時のチームの盛り上がり

目標を達成した時に、チームが盛り上がる。

明確な目標を掲げて、達成に向けて、

身近な人に協力をお願いする。

企画には自信があっても、

お金をもらうことに不安がある。

そんな中で目標金額に向けて実行することで、達成時に更に士気高く活動することができます。

⑤パトロンの巻き込み

お金をもらうだけじゃなく、

協力してもらった人には、

意見をもらいながら活動のブラッシュアップをしていく。

クラウドファンディングは、都度の寄付になってしまいますが、意見をもらい継続的に活動するために意見をもらって活動していきます。

 

クラウドファンディングのデメリット

①手数料を支払う必要がある

手数料(10%程度)

決済手数料(5%程度)

消費税

手数料で15%程度引かれてしまうので、

協力してくれた人の何人かは、手数料を支払うことになってしまう。

実際に集めたい金額から、手数料を引いた目標を立てる必要があります。

②キュレーターの協力がない

プラットフォーム側で、事前のアドバイスや、

期間中のサポートが一切ない。

または、協力が得られたとしても、

日々協力をお願いしているかどうかの確認だけで、

何も役に立ちません。

そのため、基本的には自分たちの力で

パトロンを集める必要があります。

③プラットフォームからの流入がない

クラウドファンディングサイトの中には、

様々な企画が投稿されていますが、

プラットフォームの中をぐるぐる回っている人は

ほとんどいない。

そのため、決済環境と金額目標を

設定することができれば、自分たちのサイトで

実行することも可能です。

④個人でアタックする必要がある

プラットフォームからの流入がない以上、

それぞれが協力者を集める必要があります。

また、直接声がけをするため、

批判的な意見をもらうことも少なくありません。

そんな時に負けないメンタルも必要になります。

⑤達成するまで誰が支援してくれたかわからない

プラットフォームによっては、

誰が協力してくれたかがわからないため、

途中で依頼した人にお礼ができなく、

最後の追い込みで再度お願いする場合に、

すでに協力してくれた人にお願いすることに

なってしまうので注意が必要です。

まとめ

メリット5つ

  1. チームの想いを言語化する練習!!
  2. 企画の紹介がしやすい!!
  3. 明確な目標設定ができる
  4. 達成時のチームの盛り上がり
  5. パトロンからもらえるのはお金だけじゃない。

デメリット5つ

  1. 手数料を支払う必要がある
  2. キュレーターの協力がない
  3. プラットフォームからの流入がない
  4. 個人でアタックする必要がある
  5. 達成するまで誰が支援してくれたかわからない

クラウドファンディングは、

自動的に目標達成する訳ではなく自分たちで、

協力者を集める必要があります。

今回紹介したメリット、デメリットを参考に

実施してもらえれば嬉しいです。